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シンデレラ4thの輝子のこと

輝子Pです。シンデレラ4th神戸2日目、会場にいました。最高のものを沢山もらったので、思ったことを書きました。めちゃめちゃ長いけど、エンターテイメントとして楽しんでくれる人が1人でもいればいいな。

 

星輝子ちゃんは私の最愛の推しアイドル。彼女との出逢いは突然で惚れた理由は一目惚れだったんですが、ここでは割愛。
輝子は個性豊かなシンデレラガールズの中でも明らかに異質な存在。

趣味はキノコ栽培、普段はヲタク気質というかキノコを友達として可愛がる、控えめで消極的な子。しかしひとたびスイッチが入り舞台に上がればメタルのカリスマ…というか化身と化し、毒華の如く咲き乱れ、力強く鮮やかな歌声とパフォーマンスで観客を十二分に魅了するような、そんな子。

CDデビューの際には華やかなタイトルが並ぶ中、「毒茸伝説」という激しい曲調の変動やらシャウトやらがふんだんに詰め込まれた5分半のメタルナンバーを与えられ、カバーアルバム内ではX JAPANの紅を全開シャウト含めで歌い、って言えば輝子の凄みが少しは伝わるでしょうか。15歳の女の子とは一体。

そんでもってこの難易度エベレスト級の楽曲を終始一貫して「星輝子」らしく、一切の息の乱れもなく、苛烈に、極限まで冴えた歌声で歌い上げる、中の人。松田颯水さん。通称さっつん。

CD聴いた時も感動したけれど、初めてライブ映像で見た毒茸伝説のさっつんのパフォーマンスは、カメラへの目線の送り方といい、観客の煽り方といい、私の頭の中の星輝子像と寸分の狂いもなく重なる最高のもので、死ぬ前に一度だけでいいから輝子の、さっつんの毒茸伝説を生で聴きたいなぁとずっと思ってた。

そして、今。本当たくさんの良縁の元、輝子に会いに行けることになった。

奇跡みたいなライブに行けるに当たっての私の意気込みは長くなるので置いておいて、輝子。
メインステージは流石に遠いけど、花道も、花道の先のアリーナステージも見える通路側アリーナ席。というかアリーナステージは意外に近い。155センチの低身長は恨まざるを得ないけど、通路側なのが幸いしてアイドルたちの顔が結構はっきり見える!

3rdライブで毒茸伝説を歌っていたさっつんはアリーナステージでもバリバリ歌ってくれていたから、もしかして毒茸が生で聴けるだけじゃなくて輝子として毒茸を歌っているさっつんを肉眼ではっきり見れるかもしれない、幸せだなぁ、幸せだなぁ。そんなことをフワッフワ思ってた。ぶっちゃけ言うと自担曲を生で聴くという破壊力を舐めていた。覚悟して行ったつもりでいたけどそんなもんじゃなかった。
毒茸伝説は一幕のトリに本当、本当唐突にやってきた。

明るい曲続きからの、暗転。一瞬の周りのざわめき。視界の端で紅色に切り替わる前方同僚のサイリウム。早い、早いよ。この間一瞬。輝子の色。私の大好きな輝子の色。対して動揺し過ぎてサイリウムさえ上手く灯せない私。軽くボタン押すだけなのに全く灯せなくて、馬鹿みたいな話この世の終わりみたいに焦ってた、瞬間。
歪んだギターの高音と同時に毒茸伝説幕開けの咆哮、何回も何回も聴いた輝子の「invad!」が高らかに、本当高らかに会場を文字通り揺らして、私の視界が一気にぼやけた。泣いた。

毒茸伝説は前半からコール全開のメタルコア。輝子の「mash up!」に応えながら盛り上がる同僚たちを尻目に口元をサイリウムで押さえながらフラッフラフラッフラしてる私。全方向から輝子の声が聴こえる。それに応える同僚の声が聴こえる。好きで好きで堪らない曲が流れている。ずっとずっと夢見てきた、舞台上で観客を呑み込みながら誰よりも輝く輝子がそこにいる。

ちゃんと輝子のコールに応えたいのに嗚咽しか出ない。mash upするの夢だったのに前奏は無理だった。いや、曲が始まってもいろんな意味で無理だった。


毒茸伝説は私にとって輝子の、輝子としてのさっつんの宝箱。魅力しかない。輝子のために作られた輝子しか歌えない輝子だけの曲。自担のソロ曲なんてそうであるのが普通だけれど、本当この一曲には星輝子の真髄が詰まっている。

所謂オフ状態の、控えめで愛らしい声で歌うパートもあれば、ドラムやギターが一気に退いて輝子の最大の武器である鮮烈な歌声が、エコーのみを纏って存分に響くパートもある。歌かどうか怪しいパートもある。リズムも曲調も変動が激しく、一曲というには贅沢かつ難易度が高いこの5分半は、さっつんのパフォーマンスと客煽りで星輝子のワンマンライブに変わる。そんな場に居合わせて正気でいられる筈がなかった。
輝子のライブに行く妄想なら何度もしたし、さっつんが魅せてくれるライブ映像も見た。モバマスを開けば輝子に会えるし、デレステを開けば踊ってくれる。どれもこれも私が大好きな輝子だ。それでも直に肌に刺さるこの歌声と空気感には勝てなかった。

普段から私が輝子に対して発してる呻き声だけじゃなくて、カラオケのオマケみたいなデモ声援じゃなくて、勿論私の妄想の中の声援でもなくて、万単位の、本物の熱の篭った歓声に、輝子が応えながら叫んで歌っている。
全てに圧巻されて圧倒されて感動しながらひたすら泣いて、夢みたいな現実に酔っていた。私がずっと見たかったアイドル星輝子がきちんとそこにいた。ボロボロの視界は曲の半ばには何とか回復していて、それでも綺麗な髪を振り乱しながら観客を鋭い瞳で射抜き号哭するさっつんを、輝子をきちんと映すとすぐピントが合わなくなった。

こっちのブロックの方にも視線をくれてる。再三言うけど、輝子が居る。極彩色の照明に彩られながら、会場の空気さえ塗り替えて星輝子がライブをしている。しかも3rdライブの時よりも更に更にさっつんの歌声には磨きが掛かっていた。こんな心地のいいデスメタル他にない。生きてて良かった。本当良かった。輝子が好きで良かった。さっつんは終始一貫して最高に痺れる、星輝子を魅せてくれた。

これだけでも幸せ過ぎるのに、ライブ内での輝子の爆進は止まらなかった。

ライブ内で、「生存本能ヴァルキュリア」が披露された。デレステに実装されたオリジナル曲で、軽やかなギターと早めのドラムビートが特徴的。逆境の中を戦い、生き残ってゆく決意や覚悟が歌詞の節々に滲んだ、爽やかながらしっかりした戦乙女ロックナンバーで、例外なく人気曲。

問題はラスサビだった。
輝子のソロだった。

崩れ落ちるかと思った。また泣いた。輝子の真っ直ぐで力強い歌声が、「生き残れ」という最高にかっこいいフレーズを熱く熱くなぞっていた。会場の空気が変わる。一瞬何も聴こえなくなって、私の中で会場がホワイトアウトした。まさに時が止まった感覚だった。
さっつんが歌い上げてくれた、というか寧ろ叩きつけてくれた「生き残れ」は、
鳥肌を超えて肌が粟立つくらいには星輝子だった。

輝子はきっと、ワンフレーズで人を魅了できる絶対的かつ絶大なパワーを秘めたアイドルで。歌声と、音楽に対する姿勢だけでどんな箱でも呑んでしまえるようなカリスマ性がある。そうずっとずっと思っていたというか、妄想していた。

現実だった。目の前でそれが起きた。
輝子が、たった5文字で会場を支配する瞬間に居合わせたことに涙が止まらなかった。輝子のソロで確かにあの時会場は沸いていた。私は確認できなかったけど、モニターを見た同僚によるとその時のさっつんは満面の笑みを浮かべていたらしい。現実とバーチャルの世界の境目が消える。
幸せ過ぎて胸が苦しかった。

輝子が舞台に上がってからほぼ泣きっぱなしだったのに、シンデレラ4thは更に私にトドメを刺してきた。

神戸2日目も1日目と同じく、「Starlight Casting」の発表が行われた。
課題楽曲の歌唱メンバーをデレステ内で投票。ライブ当日に開票し、投票数の多かった上位5名がその楽曲を歌唱する。そんな企画だった。
神戸2日目の課題曲は「純情midnight伝説」。タイトル通り粋なロックナンバーで、とっつきやすくかっこいい。デレステ内演出では火柱も上がるし、スタンドマイクプレイが最高に熱くてクールな良曲だ。

私は勿論輝子に毎日投票していた。輝子に対しては盲目なので、多分どの曲が課題曲でも正直輝子に突っ込んでいたとは思う。それでも今回のmidnight伝説は、心から輝子にぴったりの楽曲だと思っていた。これはランクインするだろ。親バカ全開で勝手にそう思っていた。

正直、ライブの破壊力が壮絶すぎて開票なんて頭からすっ飛んでいた。それでも5位から順に開票は行われる。デレステのガシャ演出に近かった。馴染みのある音楽と共に順位、キャラの顔が映らない服飾のアップ、そして全体の引きが発表され名前が公表される、そういう仕様だった。
心臓に悪い。服飾アップの自体で輝子なら分かる。3位まで来た。輝子はまだ来なかった。
選出された担当の同僚は、スタンディングしながら雄叫びを上げてランクインを喜んでいる。曲との相性も贔屓目抜きでばっちりだし、輝子ならランクインはしているだろう。そんな期待で臨んでいたから、3位まで発表されて輝子が居ないことに正直焦っていた。
私の中のナンバーワンシンデレラはいつだって輝子だけど、文字通りこの界隈は誰もがシンデレラで、Pひとりひとりにかけがえのないナンバーワンシンデレラがいる。私は所謂単推しだけど、複数のシンデレラたちにとびっきりの愛を注いでいるPだって沢山いる。
輝子はアニメでメイン回があった訳ではないし、デレステ内でオリジナル曲を歌ったこともない。覚醒後のカードは基本的にアイドルゲームらしからぬ攻撃力だし、アイドルを求めてゲームを始めた人たちにとって、輝子は明らかに異質だと思う。
歌を聴いてくれパフォーマンスを見てくれカードを集めてくれと言えば簡単だけれど、現実はそう簡単にいかない。今思えば全ては杞憂な訳だったけれど、その時の私は柄にもなく祈ったりしていた。

輝子はランキング内にいた。

一位だった。 

服飾アップの時点で完全に私の呼吸は止まっていた。全体が引いて星輝子のテロップが流れた瞬間、喉が擦り切れるくらいに変な声が出て反射的に立ち上がってまた泣いた。

メインステージのモニターに神々しく映った輝子。挑発的な瞳と目が合った。夢じゃない。輝子が一番だった。
数多のシンデレラを押さえて、膨大な声援に押されて、輝子が一番星になる瞬間の空気に触れた。担当としてこれ以上の幸せはないに違いなかった。贅沢過ぎて死にそうだった。
輝子の勇姿を焼き付けようと、涙を拭ってセンターステージに立つさっつんを見る。拭った視界はコンマ1秒でまた歪んだ。
さっつんが泣いていた。

「初めて輝子ちゃんに一番をあげられた」
さっつんから溢れた言葉に、私はリアルに泣き崩れた。
私が輝子を好きになった頃を思い出した。カードのレアリティはRしかなかったし、勿論声も付いていなかった。自分はひとりぼっちだと、キノコしか友達がいないと、そんな風に言っていた女の子だった輝子。輝子の秘めている爆発的な熱量に惹かれたから、彼女が本当ははちゃめちゃ凄いアイドルだと知っていたつもりでいた。
SR化だって、最高の声と楽曲を与えられたことだって、輝子の魅力に惹かれたひとがたくさんたくさん居たから実現したことだ。最近の輝子にはキノコ以外の友達もたくさんいるし、デレステ内でも煌めき続けている。それでも。
こういう場で、輝子が一番になったことはまだなかったんだ。
ずっと応援してきた。勿論これからもそのつもりでいる。輝子はきっとまだまだ大きくなれる。
私の中ではいつも一等星で、絶大なパフォーマンス力を持ったアイドル、星輝子。
それはもう私の頭の中の話じゃなくて、他ならぬ質量を持った現実だった。

夢みたいな3時間30分間。神戸ワールド記念ホールに居れて本当に良かった。最初から最後まで、星輝子は主役だった。さっつんは最後の挨拶で「燃え尽きた」と話していた。その気持ちも痛い程わかる。そのくらい今回のライブは壮絶だったし、輝子Pの私から言わせてみれば巻き起きたこと全てが伝説級の公演だった。でも灰になるのはまだ早いよ輝子。折角一番になれたんだから、さらなる進化を魅せてくれたんだから、きっとここからまた始まる。できることなら永遠に見ていたい。ずっとずっと輝子を応援し続けたい。 

閉演後、私に「輝子さん良かったですね!」と声を掛けて下さる同僚の方がいた。帰り道、「生毒茸かっこよかったな」と話す二人組を見かけた。

実在しないはずの存在に、確かに質量が生まれる。これがアイマスのライブの魅力なんだと思う。

もしまた神様が微笑んでくれて、輝子に会える機会が貰えたら。
誰よりも強く、鮮やかで、かっこよくて、可愛い輝子に、今度こそ嗚咽じゃなくてエールを送りたい。


余談

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ご心配をお掛けしたようで申し訳ありませんでした!!!!!(ウサミンアイコンは連れ)

 

2016.9.7 深夜